家族で気軽に楽しめるのは、アジのサビキ釣り。
理由は?
○アジは釣って美味しく食べられる。
○アジは持ち帰りも気軽。(美味しく食べるための「絞める」などの処理をしなくてもいい)
○子供を連れて行きたい夏休みによく釣れる。
○最近は手が汚れにくい。
○車も臭くなりにくい。
○釣りやすい堤防から釣れる。
注意すること。
○毒のある魚が釣れることがある。
○暑さ対策。
○水分補給
○日焼け対策。
それでは、
アジのサビキ釣りに用意するもの
初心者向けということで、価格の安いものを中心に選んでいます。
一つ一つ用意するのが面倒な方はサビキセットもあります。
●竿(ロッド)
身長や使い勝手を考え2m~3mくらいの竿が使いやすいようです。
アマゾンで安くて人気のありそうなものをチョイスしてみました。安い竿は折れるたり壊れたりしないか心配ですが、安いからまあいいか程度で心しておけばいいかもしれません。
ちなみにうちでは釣具屋さんで2500円で竿とリールと仕掛けはさみのセットを買いましたが2ヶ月(5回以上使ってます)壊れずに使えています。
●リール
初心者では安く済ませたいですよね。釣れるかどうか分からないし、またいくか、行けるかも分かりませんよね。ですから安いリールがあったので貼っておきます。
サビキ釣りではリールは普通に使えて巻ければいいと思います。
初心者のリールのポイント。
○糸を竿に通す前に必ずガイドというローラーが付いているのでそれを通しましょう。
でないと、糸が出っぱなしになります。
○リールにはスイッチが付いています。スイッチで逆回転が止められます。津上は逆回転は止めておきますが、糸がリールの下の方に巻きついたりしたときは、逆回転でまわしたぶん逆回転させ糸を取るときなどに使います。また水深(仕掛けの深さ)を調整するときにも使います。
●サビキ針
サビキの針はスナップつきのサルカンが付いていて簡単に装着できます。
サビキ張りは、小魚が大好きなオキアミに似せた針が下の商品であれば6本付いています。カゴにオキアミをいれ蒔絵にします。これで魚が美味しい餌にたくさん集まってきて、サビキ針を餌と間違って釣れるのです。
よく釣れる場所の場合、魚が針に掛かったまま放置しておくと、魚同士があっちこっちに泳ぐので糸が絡まることがよくあります。よく釣れる場所、時期では、絡まって解けない場合、サビキ針の予備も必要です。魚は回遊してる(いろんなところを泳ぎ回ってる)ので、釣れるときにたくさんつりたいものです。そんな時に仕掛けの絡みを取ってるより新しい針にすぐ変えて仕掛けを下ろした方がいいかもしれません。
ライン(リールの糸)に結ぶ際は猟師結びなど結び方を覚えておくか、現地でスマホで動画を見ながら家族で学びながら結ぶのも楽しいですよ。
サビキ針仕替え
●サビキカゴ
このかごにオキアミを入れて投げ下ろします。
スナップが付いているので簡単に装着できます。
サビキ針の下のスナップにつけます。
このサビキカゴには下におもりが付いているので、一番下に付ければおもりは要りません。
●ウキ
ウキをつけると、魚が掛かったことが眼で確認できるので、竿を置いてのんびり釣りを楽しめます。また遠投ができるので堤防近くと違う魚種や少し大型のものが釣れる可能性も広がります。但し初心者の方には流い仕掛けを投げるのは難しいかもしれません。
ウキをつける場合、棚(深さ)を調節したい場合は、ウキ止めゴムなどが必要です。棚の調整が要らないなら、一番上のスナップに取り付けることもできます。
ウキを付けない場合そのまま竿から垂らしたままで糸の長さで深さを調整します。この場合の欠点は竿の範囲しか釣れないことですが、アミえさで魚が寄ってくるので十分釣ることが可能です。
●サビキ用蒔絵さ
マルキューのアミ姫。
サビキ釣り用の餌です。写真の下の方にペットボトルの蓋のようなキャップが付いていてソコから餌を押し出して直接カゴに入れることができますので、手を汚さずに釣りが楽しめます。
また。このアミ姫はブルベリーの香りがつけてありますから、子供や女性もアミ海老の強いにおいがなく気持ちよくきれいな釣りができます。
●ハサミ(必需品)
ハサミは必需品です。釣り糸を切るときに使います。
また、魚が針を深く飲み込んでどうしても取れない場合は、糸を切るときがあります。
小さいものが使いやすいと思います。裁縫用のハサミや鼻毛きり用の先の丸いものが安全で使いやすいです。ハサミは良く使う分落としたりして無くすことが多いアイテムです。100均のもので十分です。
潮風や塩水に触れるのでさびにくいステンレス製を選ぶといいです。
全部まとめてセットで
サビキ釣り10点セット
初心者向けにはこのような堤防サビキ釣りのセットも販売されています。
細かく言うと安いので竿とか、リールとかありますが、初心者用のお得セットということで眼をつぶらなければいけないところもあるかもしれません。
セット内容
ロッド (2.1m)
リール
サビキ仕掛け 2個
サビキカゴ 2個
アミエビ用スプーン
水くみバケツ
ペンチ付き ハサミ
タオル
ビニール袋 2枚
小物入れ
あとはまき餌を買えば釣りが楽しめますね。
針と撒き餌カゴはスナップで簡単に取り付けられますが、リールのライン(糸)と仕掛け針は結ばなければ行けません、釣り糸の結び方を一つだけでもマスターしておくか、現地でスマホで動画などを見ながら覚えましょう。(スマホを海に落とさないように気をつけてくださいね)
※水汲みバケツにはロープが付いていないようです。ロープがない場合は10mほどのロープかビニール紐の強いもの(編んであるもの)を用意しましょう。堤防から海水まで10mくらいある場合はよくあります。バケツは釣った魚を入れておいたり、汚れた堤防を海水で洗い流したりに利用します。
あると便利なもの
●魚つかみ
魚をそのまま触ると。
・魚くさくなる
・えらやひれで怪我をする。
・ヒレやトゲなどに、毒をもったの魚が釣れることがある。
ために、魚つかみがあると便利です。
子供や家族の安全の為に、また子供の勉強のためにも、毒をもった魚はあらかじめ勉強しておきましょう。
とりあえず知らない魚は直接触れないのが一番です。
●ペンチ
魚に掛かった針は魚によっては意外と外れにくいものです。針には抜けにくいように返しという引っ掛けが付いていますし、魚によっては、身や皮の固いものが沢山います。、そうした針が抜けにくいときこのペンチが大変重宝します。
また魚は口が大きいので簡単に針を飲み込んで、奥の方だとはずすのが無理な場合があります。そんなとき先の長いペンチが大活躍するのです。
どうしても抜けない場合はハサミで糸ごと切ります。
針が魚に残るので、別にして調理するときに取り除きましょう。
●バケツ
これはひも付きのバケツです。長い紐をもって高い堤防の上から海水をくみ上げることができます。
紐をもってバケツを海面に下ろすと、バケツが反転してうまく海水が汲めるようになっています。
また上部に網が付いているので、釣った魚をこぼして逃がしたり、魚が飛び出したりすることを回避してくれます。
また、生きたまま魚を入れておくとすぐ酸欠になるので、網を閉じて魚を入れたままで海水の交換、入れ替えが可能で便利です。
折たたみできるので、収納も重宝します。
最近はyoutubeの釣りの動画などでもジップロックを使うシーンが増えています。
釣った魚をジップロックに入れて持ち帰ると車とかがくさくならずに済みますし、クーラーボックスも洗わずに住みます。
アジの場合、たくさん釣れた場合、塩氷で一挙に絞めるといいようです。
その後ジップロックに入れて持ち帰るといいですね。
少ない場合はそのままジップロックに入れて冷えたクーラボックスで持ち帰るといいですね。
持ち帰りのポイントは水に長く浸しておかないことのようです。
●クーラーボックス(発泡スチロール製)
ファミリーフィッシングなど、頻繁に釣りに行かない初心者はクーラーボックスは発泡スチロール製のが安くていいですよね。
ホームセンターに行けばもっと安価で丈夫なものもあります。
一度除いてみてください。
●ウェットティッシュ(除菌)
釣りをした後はどうしても手などが汚れてしまいます。
ですから、除菌系のウェットティッシュは必需品いまや欠かせませんね。
片付け際に竿やリールなど釣り道具を拭いておくと車も汚れず匂いも押さえられます。
●麦茶
えっ?!麦茶? 何するん?
って思われますよね。
我が家では麦茶で手を洗うんです。魚の匂いやアミ海老の匂いなど取れるんですよ。うちでは「麦茶最強!」といわれています(笑)
個人差あると思いますが、結構とれると思いますよ試してみてください。麦茶の匂いになりますけど・・・(笑)
うちでは煮出した麦茶を毎回持参しています。
お茶なので除菌効果も若干期待できますし。
魚の匂いって石鹸でも何回洗ってもなかなか取れないんですよねー。台所洗剤でもだめで・・・
釣れたらどうするの?
バケツがあれば海水を多めに汲んでアジを生かしておくと、子供が喜びます。
アジを美味しく食べるには、死んでから水に長く漬けておかないことのようです。
水につけたまま死んでしまうと身が水っぽくなって美味しさが半減します。
釣れたら死なないうちにジップロックに入れてクーラーボックスに入れておきましょう。夏の炎天下で堤防に放置すると煮えてしまいます。(笑)
●アジの簡単な締め方
■潮氷
氷を多めに買って(スーパーやコンビになどのロックアイスでもいいですが、釣具屋さんで安く変えます。)塊は砕きます。砕いた氷をクーラーボックスいれ氷が浮かない程度7分目位まで海水を入れます。そしてよくかき回します。すると海水の塩分の影響で一気に海水が冷えます。この中に生きたままアジを投入します。氷の上に浮いたアジは沈めます。この状態で蓋をして10分ほど放置するとアジが締まりますので、魚だけジップロックに入れて持ち帰ります。
●小型の鯖の持ち帰り方
鯖を刺身で食べられる方はアニサキスが特に多い魚といわれているので注意が必要ですね。慣れた方は包丁とまな板持参で、堤防で裁いて、頭と内臓を取って持ち帰っていらっしゃるシーンも見かけます。魚も豚肉や鶏肉のように細菌がいますが、ほとんど、加熱や冷凍保存で死するようです。ですから、煮付けや塩焼きなどはよく過熱すればいいようです。
国立感染症研究所によると、
海産魚介類の生食を避けること,あるいは加熱後に喫食すること(60℃で1分以上)が,確実な感染予防の方法となる.また冷凍処理(-20℃,24時間以上)によりアニサキス幼虫は感染性を失うので,魚を冷凍して解凍後に生食することは感染予防に有効である.
とあります。
加熱の場合60度で1分以上とありますが、実が大きい場合中心部分が60度以上にならなければならないので注意してくださいね。
刺身で食べる場合、用心される方は、いったん裁いた身を冷凍して食べると安心ですね。(美味しさは魚種によりますが)
今日はこれまで。
まだまだ書くことあるのですが、これから釣りに行きます!ので、
今後追記していきます。
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